高薮(高若) |
刺繍物全部:ぬい屋 高薮のHP 高薮太鼓台ブログ「虎虎虎」(管理人トラジくん) |
H19(榮甼さん提供) |
H18(フット猫氏提供) |
H17(フット猫氏提供) |
H16御遷座祭 |
H15(フット猫さん提供) |
H14(M氏提供) |
旧締め布団 | |
旧幕 |
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(旧幕一部拡大) | |
旧掛蒲団(阿吽の虎2組) |
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(あくまで個人的感想ですが) | |
正直、こんなに素晴らしい、もの凄い掛蒲団だとは思っていませんでした。 というのも、この掛蒲団を付けていた時代においても、長い間ビニールを被せたままだったからで、しかも夜しか見たことが無かったから、この凄さに気付かなかったんだと思います。写真では分かりづらいけど、たしかにこれだけ痛んでいたら、ビニールかけて糸がほつれるのを防止せないかなんだんでしょうな。 目は素人が修繕しているのでちょっとおかしいですが、まあこれも高薮の戦歴と思えば。 高木作品で間違い無いと思います。もし違っていても、非常に高木らしい特徴が出た作品ということになりましょう。 親子虎もええですけど、私が特に好きなのは、左の阿虎の背中の筋肉の盛り上がりの表現方法。 実存する虎をここまでデフォルメすると、本物の虎よりもずっと虎っぽくなる。 これまで私が一番好きな虎は、満濃大橋の旧掛蒲団の虎でしたが、撤回します。 高薮の虎が一番です。 幕もええですねー。笹だけしか刺繍して無いっていうのがほんまに渋い! もちろん、掛蒲団が虎なので、笹の幕になったんでしょうけど、こんなん見たら、幕は派手にする必要なんて無いやん!と唸ってしまいます。 蒲団締めもこじんまりしたええ作品だと思います。 でも、幕と蒲団締めが掛蒲団と比べると地味に感じませんか? 私には、より一層に掛蒲団の迫力を強調するように、わざと地味になるように計算されたものだと思えるのですが。 |
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今の締め布団 |
今の幕の一部 |
今の掛蒲団 | |
(今の掛蒲団の写真提供:高藪一匹虎くん) |