横瀬(横若)
掛蒲団、幕、昼提灯:藤田縫師
H19(のりさん提供)
H18(のりさん提供)
H17(フット猫さん提供)
H16(す〜氏提供)
H15(M氏提供)


昭和26年頃の横瀬のちょうさ
(写真提供 管理人の叔父さん)
当時の横瀬には「丸に横」の旗が付いてます。旗の色は何色だったのだろう?今はなぜ付けなくなったのか?
今の横瀬の特徴である綱のような蒲団締めと八房はこの当時と同じです。あの特色ある龍の蒲団締めはありません。
(後日数名の証言では旗の色は紫だったようです)


昭和30年頃?の横瀬のちょうさ
(写真提供 三好のこーちゃん)
何年の写真かは不明ですが、上のよりは新しいと思われますので、昭和30年前後ではないでしょうか?
ハッピがお揃いになってますねー。個人的にはこのハッピが好きでした。
後に御神事の行列が続いています。横瀬が先供の役目をしてたのが判ります。
左のほうに写っている縁側から見物している人たちが、なんともうれしそうでえーですねー!


旧掛蒲団 今の掛蒲団

あくまで個人的感想ですが
(旧掛蒲団について)

赤羅紗は取り替えてますが、刺繍はかなりの古いものです。なのに傷みは少なく、非常に保存状態がいいですね。
やっぱり高木作品なのでしょうか?
肉盛りしていないのに、いかにも肉が分厚そうに見える虎の大胆なデフォルメ。
虎はやっぱりなんといっても金目に三日月。
足先まで繊細な動きを表現した武者のキメのポーズ。
そして両者の見事なまでのコラボレーション。
そんな中でも一番好きなのは、それほど睨みつけていないのに、凄い気迫を感じてならない武者の表情かな。
(新掛蒲団について)

新調してもやはり柄はこのまま、そのうえ法被にまでも一番上の絵を採用しています。横瀬の人たちの強い愛着を感じます。
この4枚の虎退治の図は、横瀬には無くてなならないものなのでしょうか。

4枚それぞれの題材は何なんでしょうね?
一番下のは兜に蛇の目紋が付いているなので、
加藤清正だということは私でも分かります。
「虎退治」話をネットであれこれ探してみると、「国姓爺合戦」の
和藤内、「水滸伝」の武松、「三国志」の張飛などがヒットしました。
ひょっとしてこの蒲団はこの人かなあ・・・と勝手に推測は出来ますが、自信はありません。
まだ他にも「虎退治」話はあるかもしれんですね。興味ある方は自分で調査、研究及び推測してみて下さい。(判明したら教えてね)


今の幕(二匹の龍)
(幕と今の掛蒲団はす〜氏撮影)
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